リサイクルについて
 環境問題について語る時、必ずと言っていいほど「リサイクル」と言う言葉を
使う事が多いと思いますが、実際リサイクルとは何でしょう?
 お家で分別して資源回収に協力しているからリサイクルしていると思って
いませんか?
 しかし本当の意味でこれではリサイクルになっていません。資源化し又
別の物なって市場に出回って又これを購入して使用することで始めて
リサイクルと言えるのではないでしょうか。地球環境を守る為、ココでは
リサイクルについて考えてみましょう。
 4Rって何?
 
 4Rとは、リフューズ(Refuse)・リデュース(Reduse)・リユース(Reuse)
リサイクル(Recycle)の4つの言葉の事を言います。

@リフューズ(Refuse)とは、不要な物を買わない・断ることをいいます。
スーパーのレジ袋や包装紙・割り箸等を購入時点で断ったり
本当に必要な物以外を衝動買いをしないと言う事になります。

Aリデュース(Reduse)とは、ゴミの発生量や資源の使用量を減らす
事や購入した製品を直して使う事をいいます。又長く使える物を選んで
購入したりする事もゴミの量を減らす事に繋がります。

Bリユース(Reuse)とは、一度使った物を廃棄せず、そのままの形で
再利用する事を言います。
ビール瓶や一升瓶など洗って何度も繰り返し使用する事や着ない衣類など
をフリーマーケットに出す事などを言います。

Cリサイクル(Recycle)とは、一度使った物を廃棄せず、再び資源化して
利用する事を言います。
牛乳パックやダンボールなど回収してトイレットペーパーにしたり、新聞紙
にしたりして別の物を作る事をいいます。
 




4Rの順序としては、右の図にも
あるように、まずは必要ではない物
は買わない断ることから始めます。
リフューズ(Refuse)

次にゴミとして出にくい物を購入
する。ゴミとして出す量を減らす。
リデュース(Reduse)

次に再利用出来る物を購入する。
使い捨ての物は買わない。
リユース(Reuse)

最後に購入した物の再資源化に
協力する。リサイクル出来る物を
購入する
リサイクル(Recycle)
1番目 リフューズ(Refuse)/断る・買わない
       
2番目 リデュース(Reduse)/減らす・直す
       
3番目 リユース(Reuse)/再利用
       
4番目 リサイクル(Recycle)/資源化
リサイクルしているから環境に優しいと思っていませんか?
リサイクルするには、莫大なエネルギーや新たな資源が必要になります。
勿論、お金も掛かりますし、有害な廃棄物が出る物もあります。
この事を良く理解した上で4Rを実行してみて下さい。
一人一人が少しでも行動をする事が地球環境を良くして行く事だと
思います。

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